全国風穴ネットワーク
先人の知恵を未来につなげる
Since 2014
鷹狩風穴小屋(長野県大町市八坂)
蚕種貯蔵風穴小屋の分布
(清水長正2014)
お知らせ
2024.10.15 鷹狩風穴小屋(長野県大町市)にシュトーレンが搬入されました。
市内の美麻珈琲(本社:兵庫県三田市)の人気クリスマス用ケーキです。
「北アルプス山麓 熟成シュトーレン」の注文受付はまだ先ですが、お楽しみに!
https://www.saintan.com/blogs/column/journal-stollen
2024.08.16 氷風穴の里保存会(長野県小諸市)より風穴学習会のご案内です。
日 時:2024年8月25日(日)14時~16時(12時半より氷風穴見学会を実施)
会 場:安藤百福センター(小諸市大久保1100番) https://www.momofukucenter.jp/
テーマ:「風穴と共に小諸に残したい養蚕のあるくらし~家庭でのお手軽養蚕の試み~」
講 師:伴野豊さん(駒ケ根シルクミュージアム館長、全国風穴ネットワーク会長)
⇒チラシ(PDF)
2024.08.09 2024年 8月3日(土)&4日(日)、第10回全国風穴サミットin紀州田辺を開催しました。
2024.08.09 サーバーの都合により旧「風穴net」は使えなくなりました。新しいサイトをよろしくお願いします。
全国風穴ネットワークとは
風穴(ふうけつ)とは、山の地すべりで石が積みあがった斜面などで、そのすき間から自然の冷風が吹き出す場所のことです。その地下では、真夏でも氷のかたまりが見られることもあります。
先人たちは、この現象を利用して、天然冷蔵倉庫として利用してきました。明治期の終わりころには、養蚕のための蚕種孵化調整に利用されて、全国で約300ヶ所以上の風穴小屋がありました。
また、この冷風の影響で、その地域よりも寒冷なところに生育する植物が出現することがあり、「風穴植生」と呼ばれています。
こうした自然現象を、持続可能な社会に向けて活かすために、全国各地の仲間が実践と研究の交流を重ねています。
代 表 伴野 豊(九州大学名誉教授、駒ケ根市シルクミュージアム館長)
副代表 澤田結基(福山市立大学教授)
〃 清水長正(早稲田大学非常勤講師)
幹 事 大河原順次郎(下仁田町教育委員会)
〃 鳥潟幸男(大館市教育委員会)
事務局長 傘木宏夫(NPO地域づくり工房)
※主な活動 ①全国風穴サミットの開催
②メーリングリストの運営
③啓発資料等の作成
④関連イベントの企画、運営
第1回サミット 2014年8月、長野県大町市
第10回サミット 2024年8月、和歌山県田辺市